月別アーカイブ: 2016年10月

▼県立長野図書館 “信州発・これからの図書館フォーラム”第5弾▼

これからの図書館の情報基盤
―地域のデジタルコモンズを射程に―

 


161101_matsumotoこのたび県立長野図書館では、知識基盤社会における地域の知の基盤としての「図書館」が構築すべき「情報基盤」について語り合う標記フォーラムを開催します。
業務システムのリプレイスやデジタルアーカイブ、また各種データベースの利活用等に関心のある図書館の皆様をはじめ、関心のある方はどなたでもご参加いただけますので、ぜひお申込みください。

日時

平成28年11月1日(火) 13:00-16:30 (パネルディスカッション終了後意見交換会を予定)

場所

松本市中央図書館 3階 (松本市蟻ヶ崎2-4-40)

パネリスト(予定)

  • 吉本龍司氏(株式会社カーリル代表取締役)
  • 藤田方江氏(株式会社カーリル、アカデミック・リソース・ガイド株式会社ディレクター)
  • 中村佳史氏(HUMIコンサルティング、NPO法人連想出版)
  • 岡本明氏(株式会社寿限無、NPO知的資源イニシャティブ)
  • 花田一郎氏(大日本印刷株式会社hontoビジネス本部)

コーディネーター 平賀研也(県立長野図書館長)

趣旨

1980年代より収蔵資料管理・顧客管理に関わる情報システムの導入が進んだ「図書館」は、他の文化資源に比べてICT化が進んでいるといえます。

一方、付加的な機能が次々と追加されパッケージ化された結果、図書館情報システムのコアが何なのか必ずしも明らかではなくなり、システム調達方法や調達コストについてもユーザーとしての図書館がイニシャティブを発揮できなくなっているという問題があります。

さらにICTの進展に伴い、図書館が提供すべき資料は印刷物を核とした収蔵資料に留まることなく、Webを介して獲得される情報や、画像・映像・音声・書影等を含むデジタルアーカイブ、データベース、電子書籍等、その可能性を広げています。そうした状況にあって、公共図書館は地域社会の情報拠点として人々にとってより多様な情報の入口となるとともに、さらには、人々がいきいきと知り、編集し、表現し、その知を蓄積するための情報基盤、地域の知の共有地(コモンズ)を目指したいものです。

そこで、これからの図書館の情報基盤に関わる各分野で先進的な取組みを進めるとともに、客観的なご助言をいただける皆様にお集まりいただき、「これからの図書館の情報基盤」に向けた課題の整理とビジョンを語っていただきます。

お申込み・お問合せ先

「所属・職名・氏名・連絡先」を明記の上、下記あてにメール又はFAXでお申込みください。

申込締切:10月27日(木)

県立長野図書館企画協力課

ken-tosho@library.pref.nagano.jp TEL:026-228-4939 FAX:026-291-6252


 

▼Facebookページでもお知らせしていますので、そちらもぜひご覧下さい。

「これからの図書館の情報基盤」ー県立長野図書館公式Facebook 当イベントページ

「信州発・これからの図書館フォーラム」 ―県立長野図書館公式Facebookページ

 

 

日本遺産「木曽路はすべて山の中―山を守り山に生きる―」認定(2016/4/25)
長野県立歴史館企画展「木曽の宝」関連 企画展示

「木曾路はすべて山の中である…」

『中山道分間延絵図』と歌川広重『木曽街道六十九次』で旅する木曽

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■開催期間

平成28年10月26日(木)まで

■展示場所

県立長野図書館 2階 一般図書室

■展示物

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◎『中山道分間延絵図(なかせんどう ぶんけん のべえず)』全20巻のうち、木曽谷部分(4巻分)を展示しています。1巻あたり約4~5mある資料なので、4巻をまとめて並べた姿は見ごたえがあります。また、歌川広重『木曾街道六十九次』から街道沿いの宿場をパネルにしましたので、こちらも合わせてご覧ください。(このパネルは国立国会図書館デジタルコレクションの画像を使用しています。)

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◎『木曽街道六十九次』 当館所蔵のものを展示しています。自由に頁を繰ってご覧いただけます。

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木曽観光連盟様からパンフレット類・ポスターをご提供いただきました。


kiso07 ◎長野県立歴史館の企画展示詳細は下記をどうぞ。

長野県立歴史館 秋季企画展「~文化の十字路~ 木曽の宝」


○日本遺産についてはこちら > 「日本遺産(Japan Heritage)」について(文化庁サイト)

○「木曽路はすべて山の中 ~山を守り 山に生きる~」の日本遺産認定についてはこちら
「日本遺産」(長野県教育委員会サイト)

【お問合せ】企画協力課(TEL:026-228-4939)

▼信州発・これからの図書館フォーラム第4弾 : 地域情報資産を開き、活かし、学ぶ▼

アーバンデータチャレンジ2016長野

伊那谷をもっと楽しく知るアイデアソン

信州(長野県)では、豊かな自然環境や、そこに働きかけてきた地域の暮らしの中に、次世代に継承するべき多くの情報資産を見いだすことができます。これらの地域情報資産を蓄積・編集・活用し、目の前に広がるリアルな世界の課題に取り組みながら学ぶ、新しい生涯学習、学校教育が、地域の人々が活き活きと暮らし、これからの社会を創造していく力を育むのではないでしょうか。
地域情報資産をオープンに公開し、それを活用した再創造の成果をさらに蓄えるデジタルコモンズ(デジタル情報・マルチメディアを活用した地域情報の構築・活用基盤)を整えることで、地域の知の循環をエンパワーしたいものです。

そこで、下記のとおり、アーバンデータチャレンジ2016長野ブロックキックオフイベントとして、これからの伊那谷のアーカイブ活動・オープンデータ活動を楽しく「知る・学ぶ」ことのできる地域アーカイブ活動を考える「伊那谷をもっと楽しく知るアイデアソン」を開催します。

1日目は、ナショナルアーカイブやオープンデータの推進や各地で地域アーカイブに関わる方々による事例紹介と、トークセションにより、データの公開・流通の現状とその課題を考えます。
2日目は、伊那谷で開催されている地域アーカイブ活動「高遠ぶらり」(2011年~)と「Wikipedia TOWN」(2015年~)を体験した後、伊那谷から他地域へ波及できるプログラムを考えるアイデアソンをします。
どなたでも、ご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。また、一日だけの参加も歓迎いたします。

日 時

第1日 平成28年10月15日(土)13:30-16:30
第2日 平成28年10月16日(日)10:30-16:30

会 場

伊那市立高遠町図書館(伊那市高遠町西高遠810-1)

主 催

UDC長野ブロック
(事務局:高遠ぶらり制作委員会・WikipediaTOWN in INA Valley)

共 催

伊那市立図書館・県立長野図書館・アーバンデータチャレンジ2016事務局

プログラム

第1日:「地域情報資産を開き、活かし、活かし、学ぶことの今」

13:00-13:30 受付
13:30-14:30 講演(各30分)
▼講師・演題
(1)中村佳史氏(NPO連想出版理事・HUMIコンサルティング)
「地域アーカイブの視点から~地域資産を活用したサービスや活動」(仮)

(2)橋詰秋子氏(国立国会図書館電子情報流通課標準化推進係長)
「国立国会図書館デジタルコレクション~ナショナルアーカイブの視点による活用の提案~」(仮)


14:40-16:30 視点提示と車座トークセッション

▼パネラー
中村佳史氏
橋詰秋子氏
日下九八氏(Wikipedia管理人)
「誰でも自由に。「あなた」も自由に~オープンデータとWikipediaの視点から」
高橋陽一氏(アーバンデータチャレンジ)
「アーカイブやオープンデータを活用したDIYのススメ~WebGISの視点から」
前川道博氏(長野大学教授)
「地域の情報基盤とは~信州デジくら・上田養蚕蚕糸の事例から」
諸田和幸氏(伊那市立高遠町図書館/UDC長野ブロックコーディネーター)
「アーカイブ活動のプログラム化~高遠ぶらり/WikipediaTown in INA Valleyの事例から」
平賀研也(県立長野図書館長/UDC長野ブロックコーディネーター)

第2日:「高遠ぶらり×WikipediaTown&伊那谷をもっと楽しく知るアイデア
ソン」

前日の事例やトークセッションでの話、また地域の街歩きやWikipedia編集など体験した中から、様々な地域で展開可能なアイデアを出し合います。

9:30- 9:45  受付
9:30-10:00 高遠ぶらり×WikipediaTown・本日のスケジュール説明(諸田和幸氏)
10:00-10:30 Wikipedia編集について(日下九八氏)
10:30-12:00 高遠ぶらりを使った高遠城下町歩き(諸田和幸氏)
12:00-13:00 昼食
13:00-14:00 Wikipedia編集(日下九八氏・諸田和幸氏)
14:30-16:00 「伊那谷を楽しく知るためのアイデアソン」(高橋陽一氏)

申込み方法

下記のFacebookイベントページにて参加表明をお願いします。
(長野県内図書館関係者は当館宛にメール申込みも可能です。)

10/15申込み https://www.facebook.com/events/1278402065511525/
10/16申込み https://www.facebook.com/events/597741540405196/

■当日の報告・資料等

前川道博氏「地域の知識基盤を考えるー私たちが作るデジタルコモンズ」

 

【お問い合わせ】企画協力課(TEL:026-228-4939)

 

今月のテーマ本は、10月31日のハロウィンにちなみ「魔女とかぼちゃ」です。
ハロウィンはヨーロッパを起源とする行事のひとつです。この日の夜は霊や魔女が家にやってくると信じられ、自分の身を守るために仮装をして町を歩きます。なかでもカボチャのおばけ『ジャック・オー・ランタン』はハロウィンのシンボルとしても有名ですね。
近頃は日本でもハロウィンはすっかり馴染み、秋のイベントとして多くの人に親しまれています。せっかくならハロウィンの由来や装飾で使われるモチーフの意味などを親子で調べてみるともっとハロウィンが楽しくなるかもしれませんよ♪

<こんな本があります♪>
『パンプキン』     ケン・ロビンズ BL出版  2007  【E/パ】

『ハロウィンのランプ』 小林 ゆき子  岩崎書店  2008  【E/ハ】

『あたしもすっごい魔女になるんだ!』 
      ミシェル・ヴァン・ゼブラン 小峰書店  2004  【E/ア】

【お問合せ】資料情報課(TEL:026-228-4921)

 

~絵本から読みものへの橋渡し方法をお伝えします~

子どもと本と出会いをつむぐ

絵本から読み物への移行はなかなか難しいものです。幼児期に絵本を楽しんでいた子どもたちが文字を読めるようになっても、自分で読めるようになるとは限りません。どんな本を、どんな方法で届けたらよいのか、ご一緒に考えてみませんか。


 

■日 時: 平成28年10月22日(土) 13:00-15:00

■講 師: 越高 令子さん

(「ちいさいおうち」(松本市)副店長、「本と子どもの発達を考える会」会長)

■会 場: 南箕輪村民センター 2階大会議室

■定 員: 40名 ※定員に達し次第、締め切らせていただきます。

■対 象: 保護者、小学校教員、小学校司書、公立図書館司書、地域で継続的に子どもに
本を読んでいる方、これから読んであげたい方

■受講料: 無料

■申込み: 開館時間中に図書館窓口か電話にてお申込みください。

【お問合せ】南箕輪村図書館(TEL:0265-73-4946)

平成28年度 新池田学問所 総合学習講座 第9回みのり塾

図書館 超! 活用術

~どんなときに図書館に行きますか?~

本を借りるだけが図書館の使い方ではありません。図書館には様々な利用の仕方があり、利用者のニーズで図書館は変わります。お話を聞いて、活用方法を広げましょう。

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■日 時: 平成28年10月13日(木) 13:30-15:00程度

■場 所: 池田町公民館 講堂

■講 師: 県立長野図書館長 平賀 研也さん

■その他: 参加費無料、申込不要、どなたでも参加可

【主催・お問合せ】池田町公民館(TEL:0261-62-2058)