10月6日(火)~9日(金)に当館を会場として開催される「平成27年度関東甲信越静地区図書館地区別研修」の開催要項等を下記ページに掲載しました。
【お問合せ】企画協力課(TEL:026-228-4939)
下記ページからご覧いただけます。
平成27年8月21日(金)、県立長野図書館と信州大学附属図書館は、図書館資料の相互貸借や職員相互の研修・交流などの連携・協力する事項に関して覚書を締結しました。
主な連携・協力事項は下記のとおりです。
- 図書館資料の相互貸借・文献複写に関すること
- 職員の研修・相互交流に関すること
- 利用者向けの講座・展示等のプログラム企画に関すること
- 収蔵資料の書誌情報の共有化に関すること
- 県内地域情報資料のデジタルアーカイブに関すること
この締結により、将来的には県内の社会教育施設を含めた情報の共有化による「知の基盤」づくりを進めていきたいと考えています。
今後、事業が具体化された場合にはその都度HP等でお知らせいたします。
【お問合せ】 企画協力課(TEL:026-228-4939)
*県立長野図書館×長野県司法書士会連携事業*
司法書士無料相談会 in 県立長野図書館
当館では、県民の皆様が抱える課題に対する相談支援の取組として、今年度から長野県司法書士会と連携した相談会を開催しています。
日常生活のトラブル、老後や将来の不安、遺言、相続、家や土地、借金など、様々なご相談を司法書士がうけたまわります。秘密は固く守りますので、お気軽にご相談ください。(要事前申込・参加無料)
■日 時: 平成27年9月5日(土) 13:30~15:30 ※相談時間はお1人30分
■会 場: 県立長野図書館 会議室 (3階)
■定 員: 8名 ※申込先着順 (予定人数に達し次第、締め切らせていただきます。)
■申込方法: 電話
■申込受付: 8月25日(火) 9:00~
※お申込受付時にお名前と大まかなご相談内容を図書館職員がお聞きしますのでご了承ください。
■共 催: 長野県司法書士会
■今後の開催予定: 平成27年12月5日(土)、平成28年3月5日(土)
【申込・お問合せ先】
県立長野図書館 企画協力課 TEL:026-228-4939
緊急開催!
「発禁 1925-1944;戦時体制下の図書館と知る自由」
展示資料を読み解く会
現在開催中の企画展『発禁 1925-1944;戦時体制下の図書館と知る自由』は新聞で取り上げられたり、実際に御覧になった方々にブログやFacebookなどで紹介していただいたりと、たくさんの反響をいただいております。
御来場された方のなかには戦前・戦中期の検閲制度を研究されている研究者の方もおられ、今回の企画展をより実りあるものにするために御協力をいただけることになりました。
そこで、下記の日程により、長野県短期大学多文化コミュニケーション学科で日本近現代文学を教えておられる牧義之先生を講師にお招きし、当企画展の「展示資料を読み解く会」を開催します。
『出版物差押通知接受簿』をはじめとする現在企画展で展示している資料の特徴や現在の研究状況などをお話いただけるほか、先生御自身が発掘・収集された検閲に関する資料についても御紹介してくださいます。
講義形式ではなく、2階一般図書室内入って左側の企画展示スペースの周りで、先生のお話をお聞きする形を予定していますので、どうぞお気軽にお越しください。たくさんの皆さまのご参加をお待ちしております。
記
- 期 日:平成27年8月25日(火)14:00~15:00
- 場 所:県立長野図書館 一般図書室 (2階)
- 講 師:長野県短期大学多文化コミュニケーション学科日本語日本文化専攻 助教 牧義之 氏
- 参加方法:申込不要です。当日、直接会場にお出でください。
■講師紹介: 牧 義之(まき よしゆき)氏
長野県短期大学多文化コミュニケーション学科日本語日本文化専攻助教。東京都千代田区立図書館が所蔵する、内務省が実際に検閲業務に用いた『内務省委託本』の調査にも携わり、レポート「内務省発行『図書日報』と納本事務」を発表。また今年5月には、2014年12月に森話社から発行された著書『伏字の文化史―検閲・文学・出版』で、第36回日本出版学会奨励賞を受賞。(長野県短期大学研究者情報【PDF】)
【お問合せ】資料情報課(TEL:026-228-4921)
このたび、戦後70年特別展「発禁 1925-1944 戦時体制下の図書館と知る自由」の一企画として、“『出版物差押通知接受簿』から見る「知る自由」”のページを作成しました。
これは、当館が1925(大正14)年から1944(昭和19)年までにわたり当時の発禁出版物を記録した資料のうちの一つである『出版物差押通知接受簿』をリスト化し、国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料についてはそれぞれリンクを貼って内容を閲覧できるようにしたものです。
どのような資料が戦時体制下において発禁・差押となったのかを見ることによって、「戦時中の情報統制」、「国民の知る自由」、「図書館が果たすべき役割」等について皆さまそれぞれが考える材料としていただければ幸いです。
○戦後70年特別展の詳細はこちらをどうぞ→「発禁 1925-1944 戦時体制下の図書館と知る自由」
【お問合せ】資料情報課(TEL:026-228-4921)
伊那市立伊那図書館
戦後70年企画@INA Library
「生き抜いた本たち」
黒塗り教科書、信毎に掲載された終戦の詔書、子どもたちに戦争を喚起する本などを展示します(館内閲覧)。実物を見ることで当時を知り、家族で平和について話ができることを願います。
〇「生き抜いた本たち」看板(PDF) 〇「生き抜いた本たち」説明(PDF)
ドキュメンタリー映画上映会「疎開した40万冊の図書」
戦争中、40万冊の「本」を疎開させ、空襲から守った都立日比谷図書館長のはなし。
- 日時: 8月8日(土) 14:00-16:00
- 場所: 伊那市立伊那図書館 視聴覚室
- 定員: 50名 【入場無料】
〇映画上映会チラシ(PDF)
上記のほか、「広島長崎原爆パネル展」も実施します。
【連絡先】 伊那市立伊那図書館(TEL:0265-73-2222)
県立長野図書館戦後70年特別企画
「発禁 1925-1944 ; 戦時体制下の図書館と知る自由」
県立長野図書館には1925(大正14)年から1944(昭和19)年までの間の、発行禁止・閲覧禁止とされた本たちと図書館の記録があります。
時の政府の検閲によって伏せ字となっている文章、図書館から消えていった本、雑誌、新聞…。表現の自由そして知る自由が失われ、やがて戦争が始まります。
戦後70年を迎えるにあたり、県立図書館ではこれらの記録をデジタル化し「信州デジくら」で公開するとともに、図書館で関係する資料や戦争を語り継ぐ記録を展示いたします。
図書館はみなさんが過去の記憶を語り継いでいくための記録を、書籍やアーカイブとして収蔵し、提供しつづけます。
みなさんが、それらをひもとき、今日そして明日の暮らしを考え、創るための「知る自由」の基盤であり続けたいと思います。
■開催期間: 平成27年8月1日(土)~8月30日(日) ※9月13日(日)まで延長します。
■場 所: 1階 視聴覚室 (18日(火)からは2階一般図書室)
■概 要
(1)主展示: 当館の記録で見る「知る自由」
当館に残された検閲の記録『出版物差押通知接受簿』や対象となった所蔵資料を展示します。実際に手にとってご覧いただけます。
展示資料のうち、当館が作成した記録類をデジタル化し、「信州デジくら(※)」で公開しました。
- 『出版物差押通知接受簿 自昭和8年5月20日 至昭和9年12月27日』
- 『出版物差押通知接受簿 自昭和9年12月28日 至昭和11年3月31日』
- 『出版物差押通知接受簿 自昭和11年4月1日 至昭和13年8月15日』
- 『出版物差押通知接受簿 自昭和13年8月 至昭和15年3月』
- 『出版物差押通知接受簿 自昭和16年11月』
- 『発禁・閲禁図書目録 昭和10年2月 19年7月』
- 『(県立長野図書館作成)発禁図書名』
- 『新聞紙出版物発禁差押ニ関スル警察ヨリノ通報 第1冊』
- 『新聞紙出版物発禁差押ニ関スル警察ヨリノ通報 第2冊』
(※)「長野県デジタルアーカイブ推進事業」の愛称。長野県の歴史・文化・自然等の貴重な社会的資産をデジタル化して保存するデータベース。
■『出版物差押通知接受簿』から見る「知る自由」(当サイト内別ページ)
・『接受簿』の記録をリスト化しました。そのうち、国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料にはリンクを貼りましたので、内容をご覧いただくことが出来ます。
(2) 戦争を語り継ぐ資料の紹介
ア 「県甲飛会」会報
「県甲飛会(けんこうひかい)」は、長野県出身の旧海軍甲種飛行予科練習生の同窓会でしたが、高齢化による会員の減少で平成27年4月に解散しました。戦争当時の回想も多く寄稿されている同会の会報を所有者の方からお借りし、関係する資料とともに展示します。
イ 当館が所蔵する戦時下で発行された資料
「アサヒグラフ」、「週報」など戦時下で発行された資料を展示します。
ウ 戦争記憶アーカイブの紹介(ウェブサイト企画)
インターネット上に公開されている戦争の記憶を伝える各種アーカイブを紹介します。
→「戦争記憶アーカイブ」の紹介(当サイト内別ページ)
【お問合わせ】 資料情報課(TEL:026-228-4921)