図書館からのお知らせ

▼県立長野図書館 “信州発・これからの図書館フォーラム”第5弾▼

これからの図書館の情報基盤
―地域のデジタルコモンズを射程に―

 


161101_matsumotoこのたび県立長野図書館では、知識基盤社会における地域の知の基盤としての「図書館」が構築すべき「情報基盤」について語り合う標記フォーラムを開催します。
業務システムのリプレイスやデジタルアーカイブ、また各種データベースの利活用等に関心のある図書館の皆様をはじめ、関心のある方はどなたでもご参加いただけますので、ぜひお申込みください。

日時

平成28年11月1日(火) 13:00-16:30 (パネルディスカッション終了後意見交換会を予定)

場所

松本市中央図書館 3階 (松本市蟻ヶ崎2-4-40)

パネリスト(予定)

  • 吉本龍司氏(株式会社カーリル代表取締役)
  • 藤田方江氏(株式会社カーリル、アカデミック・リソース・ガイド株式会社ディレクター)
  • 中村佳史氏(HUMIコンサルティング、NPO法人連想出版)
  • 岡本明氏(株式会社寿限無、NPO知的資源イニシャティブ)
  • 花田一郎氏(大日本印刷株式会社hontoビジネス本部)

コーディネーター 平賀研也(県立長野図書館長)

趣旨

1980年代より収蔵資料管理・顧客管理に関わる情報システムの導入が進んだ「図書館」は、他の文化資源に比べてICT化が進んでいるといえます。

一方、付加的な機能が次々と追加されパッケージ化された結果、図書館情報システムのコアが何なのか必ずしも明らかではなくなり、システム調達方法や調達コストについてもユーザーとしての図書館がイニシャティブを発揮できなくなっているという問題があります。

さらにICTの進展に伴い、図書館が提供すべき資料は印刷物を核とした収蔵資料に留まることなく、Webを介して獲得される情報や、画像・映像・音声・書影等を含むデジタルアーカイブ、データベース、電子書籍等、その可能性を広げています。そうした状況にあって、公共図書館は地域社会の情報拠点として人々にとってより多様な情報の入口となるとともに、さらには、人々がいきいきと知り、編集し、表現し、その知を蓄積するための情報基盤、地域の知の共有地(コモンズ)を目指したいものです。

そこで、これからの図書館の情報基盤に関わる各分野で先進的な取組みを進めるとともに、客観的なご助言をいただける皆様にお集まりいただき、「これからの図書館の情報基盤」に向けた課題の整理とビジョンを語っていただきます。

お申込み・お問合せ先

「所属・職名・氏名・連絡先」を明記の上、下記あてにメール又はFAXでお申込みください。

申込締切:10月27日(木)

県立長野図書館企画協力課

ken-tosho@library.pref.nagano.jp TEL:026-228-4939 FAX:026-291-6252


 

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