図書館からのお知らせ

信州発・これからの図書館フォーラム

都道府県立図書館サミット2019

「都道府県と基礎自治体の関係-『協力』のスタンダードを築く」

2016年の初開催以来、3年ぶりに都道府県立図書館サミット2019を開催します。

2016年以降、高知県、沖縄県の新図書館が開館したほか、この数年のうちに長崎県、石川県、千葉県、静岡県で県立図書館の施設更新が予定されています。また県立長野図書館では既存施設の大幅なリノベーションを実施し、ソフト・ハードの両面での進化を遂げています。来る2020年代においては都道府県立図書館の変革はますます盛んになるものと思われます。

他方、都道府県立図書館のあり方についての議論は必ずしも深まってはいません。特に都道府県と基礎自治体との関係性(地教行法第48条)については、都道府県は基礎自治体の図書館行政にどのような関与や貢献をしていくのか、その取り組みは各都道府県でまちまちです。もちろん、各都道府県の自主性や自治は尊重されるべきですが、いま一度他の都道府県の取り組みを互いにまなび合い、それぞれの政策に取り入れながら切磋琢磨することも必要です。

このような趣旨から、「都道府県と基礎自治体の関係-『協力』のスタンダードを築く」をテーマに都道府県立図書館サミット2019を開催します。

日時

令和元年8月25日(日)10:00ー17:30

会場

県立長野図書館 3階 信州・学び創造ラボ

主催

都道府県立図書館サミット2019実行委員会

共催

県立長野図書館

後援

長野県  公益社団法人日本図書館協会

協賛

アカデミック・リソース・ガイド株式会社  株式会社カーリル

プログラム(※演題はいずれも仮題)

9:00~10:00

*開場、県立長野図書館見学ツアー(希望者のみ)、ブース・ポスター見学

10:00~11:30

*主催者・共催者開会挨拶 ・平賀研也(県立長野図書館長、共同実行委員長)

*協賛者挨拶 ・アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)、株式会社カーリル

*基調講演「秋田県立図書館の支援・協力とはなにか」 · 話者:山崎博樹(元・秋田県立図書館副館長)

11:30~12:00

*セッション#1 論点整理「秋田県からまなべること」 · 進行:福島幸宏(東京大学 情報学環)

12:00~13:00 ランチ休憩

13:00~13:30

*セッション#2 キーノートクロストーク「なぜ、いま都道府県立図書館サミットか」· 話者:平賀研也、岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)代表取締役、共同実行委員長)

13:30~14:15

*セッション#3 都道府県立図書館レポート「生涯学習課での6年から-宮崎県の図書館行政」 · 話者:清家智子(宮崎県立図書館)

14:30~15:15

*セッション#4 都道府県立図書館レポート「隠岐諸島での図書館設置100%達成の舞台裏」 · 話者:大野浩(島根県立図書館)

15:30~16:15

*セッション#5 都道府県立図書館レポート「都道府県立図書館の使命を再定置する」 · 話者:福島幸宏(東京大学 情報学環)

16:30~17:30

*セッション#6 ラップアップ「各都道府県で何を取り入れ、いつから始めるか」

参加について(申込は〆切りました)

【190809追記】参加申込は締め切りましたが、会場である「信州・学び創造ラボ」はオープンなスペースのため、様子を自由に見学いただくことは可能です。(ただし、大変混雑が予想されますので、席のご用意などはありません。)


会場のキャパシティーの都合上、参加は都道府県立図書館関係者を主とした招待制となりますが、それらの参加者およびサミット実行委員会メンバー等の席数を勘案し、最終的な残席枠を事前申込をいただいた方々に割り当ていたします。(全体では150席前後見込み※立ち見あり)。ただし、申込=参加確定ではありません。

また、割り当ては先着順ではなく、本サミットの趣旨に照らして選考を行い、選考結果についての理由確認等には対応いたしかねます。以上の条件をご理解・ご納得いただいたうえで下記フォームよりお申し込みください。結果の通知は7月末までには行う予定です。

都道府県立図書館サミット2019招待枠事前申込フォーム

※申込=参加確定ではありません

https://bit.ly/32bTbkm(申込は〆切りました)

お問合せ

企画協力課(TEL:026-228-4939)

参考

「都道府県立図書館サミット2016」【平成28年7月1日(金)開催】について

▼開催時のお知らせ

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▼当日の報告・資料等

『LRG(ライブラリー・リソース・ガイド)』第17号/2016年 秋号

※都道府県立図書館サミットのまとめであり記録ともなる号です。(当館所蔵有)