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更新日:2025年2月4日
「信州・学び創造ラボ」は、“共知・共創(共に知り、共に創る)”をコンセプトとし、2019年4月6日に県立長野図書館3階にオープンしました。
ラボができるまでのあゆみ(2015年~2020年)を紹介します。
目次
2015年4月、図書館改革と企画力強化のため、前伊那市立図書館長の平賀研也氏を館長として外部登用しました。
平賀新館長のもと、「これからの県立図書館の目指すもの」「これからの公共図書館とは」を考え、改革を始めました。
2016年6月~10月、「可能性を形に。これからの『図書館』想像(創造)会議」と題し、図書館のあり方について考えるワークショップを開催しました。
イベントを通じ、公共空間が果たす役割や必要な機能などについて議論しました。
企画協力:信州大学工学部建築学科有志、まちの教室、エーシーエ設計株式会社
2017年10月、2階一般図書室内「ナレッジ・ラボ」を、情報と人が集まり・話し合い・創り・共有する空間「知識創造ラボUCDL:Uchida Community Design Labo」(ウチデル)として始動させました。
ネーミング・ライツ・パートナー協定により、株式会社内田洋行から机椅子・情報機器などを提供していただきました。(令和2年9月終了)
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長野県総合5か年計画「しあわせ信州創造プラン2.0」(2018年~2022年)の重点政策として、県立長野図書館の空間整備が位置づけられ、図書館3階フロアの大規模リノベーションが決定しました。
設計業務の事業者選定にあたっては、空間デザインコンセプト検討ワークショップへの参加・記録、その結果を尊重して実際の設計に反映させることなどを条件として入札を行いました。
期日 | 内容 |
2018年03月27日 | 改修工事設計業務委託入札公告 |
2018年04月12日 | 改修工事設計業務委託入札・受注者決定 |
2018年09月14日 | 実施設計(宮本忠長建築設計事務所) |
2018年10月16日 | 3階フロア改修工事(一般競争入札)公告 |
2018年11月06日 | 3階フロア改修工事入札・受注者決定 |
2018年11月23日 | 工事(~2019年3月15日) |
2018年11月16日 | 休館(~2019年2月28日) |
「空間デザイン計画を作りあげていく」過程も含めてラボの整備として取組むために、専門家とともに空間コンセプトを考えるためのワークショップを開催しました。
場所:県立長野図書館2階UCDL
詳細は「空間デザインコンセプト検討ワークショップ」ページをご覧ください。
この後も、アンカンファレンスとしてワークショップを継続しています。
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2018年11月16日~2019年2月28日、「信州・学び創造ラボ」整備のため長期休館しました。
1-2階は3月1日から通常開館を再開し、3階フロアは4月6日にオープンしました。
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「アンカンファレンス」とは、主催者が決めた議題のみを話し合うのではなく、全体の大きなテーマに沿って参加者が自由に議題の提案を行う、参加者主導の会議形式です。
「ラボでこんなことをやってみたい!」というアイデアや運営の工夫などを話し合い、ラボオープン後に向けた活動のタネまきを行いました。
回 | 日時 | 場所 | 参加者 |
#01 | 2018年12月8日10時~16時 | 若里市民文化ホール | 29人 |
#02 | 2019年2月9日10時~16時 | 若里市民文化ホール | 39人 |
#03 | 2019年3月24日10時~16時 | 県立長野図書館2階ナレッジラボUCDL | 53人 |
ファシリテーター:李明喜さん(アカデミック・リソース・ガイド株式会社デザイナー・ディレクター)、瀧内貫さん(株式会社コト社代表、まちの教室ディレクター)
進行:平賀研也(県立長野図書館長)
ラボオープン後も、「ラボ・デザイン会議」として開催を続けています。
2019年12月13日、県立長野高校図書委員会の皆さんに、読書週間イベントとして、県立長野図書館の3階リノベーションに関する意見交換会「信州・学び創造ラボってどんな場所?何ができる?どう使う?」を企画していただきました。
新聞部員・図書委員・放送部員など、生徒10人+教職員2人の計12人が参加し、図面を見て感じたアイデアを出し合ってもらいました。
2019年4月6日に、「信州・学び創造ラボ」がオープンしました。
オープニングセレモニーとして、知事・教育長などによるテープカット、アンカンファレンス#ラボオープン特別版などを行いました。
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締結日 | 締結先 | 目的 |
2019年4月23日 | 株式会社バリューブックス | 「本」をめぐる新しいサービスを実現するため |
2019年4月27日 | 信州大学教育学部附属次世代型学び研究開発センター・Fablab長野 株式会社アソビズム |
県内における「ものづくりを通じた創造的な学びのプロセス」を整えるため |
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「Library of the Year:ライブラリーオブザイヤー」(LoY)は、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年授与する賞です。
県立長野図書館は、Library of the Year2019で優秀賞を受賞しました。
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のんびりお茶をしながら、な~んとなくやってみたいと思っていることをみんなで話してみよう、という企画です。
2019年7月17日から開催を重ねています。詳細は「ラボ・カフェ」のページをご覧ください。
3Dプリンター、レーザーカッター、UVプリンター、カッティングマシンなど、「信州・学び創造ラボ」内「モノづくりラボ」にあるデジタル機器を触ったり、見学できる日です。
2019年8月11日から開催を重ねています。詳細は「モノコトベース」のページをご覧ください。
「利用カード」が、ラミネート式からプラスチック製に切り替わったことに合わせ、「信州・学び創造ラボ」にあるUV(紫外線)プリンターを使って、利用カードをデザイン・作成するワークショップです。
2019年9月3日から定期的に開催しています。詳細は「モノコトベース」のページをご覧ください。
この他にも、さまざまなイベントを開催しています。詳細は、「イベントアーカイブ」のページをご覧ください。
2019年8月1日~10月31日、平日の開館時間を1時間延長しました。(20時→21時)
2020年度、全国知事会の「先進政策バンク」の政策の中から、教育・文化に関する優秀政策として、「「共知・共創」のモデル空間を目指す県立長野図書館「信州・学び創造ラボ」整備事業―空間・情報・人のつながりを捉えなおす公共の実験室―」が選出されました。
新型コロナウイルス感染拡大対策として、ラボを一時休室しました。
休室中は、オンラインイベントの開催などに取組みました。
期日 | 休・開室状況 |
2020年2月24日~3月24日 | 信州・学び創造ラボを休室 |
2020年3月25日~4月8日 | 席数を半減して利用再開、平日の閉室時間を20時→19時に短縮 |
2020年04月09日~05月15日 | 感染レベル上昇にともない、信州・学び創造ラボを再休室 |
2020年05月16日~2021年03月29日 | 席数を減らして利用再開 |
2021年03月29日~04月21日 | 感染レベル上昇にともない、信州・学び創造ラボを再休室 |
2021年04月22日~08月16日 | 利用再開 |
2021年08月16日~09月13日 | 感染レベル上昇にともない、信州・学び創造ラボを再休室 |
2021年09月13日~2022年01月13日 | 利用再開 |
2022年01月13日~04月11日 | 感染レベル上昇にともない、信州・学び創造ラボを再休室 |
2022年04月12日~ | 利用再開 |
2020年4月25日、県立長野図書館3階信州・学び創造ラボで開催しました。
「これからの公共について考えるための対話」シリーズvol.4として、これまでラボに関わってきた方々をお招きし、公共空間としての図書館や、それをデザインすることについて語り合いました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご利用いただけない状況下でしたが、気分だけでも空間を共にしたいという気持ちから、Web会議やデスクトップの背景に活用いただけるような画像を配布しました。
関連リンク・資料
この先の最新動向は、Facebook「信州・学び創造ラボ」をご覧ください。
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