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図書館だからできることを、できるかぎり、みなさまへ──
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、長野県内の警戒レベルも変遷しています。
この先、緊急事態宣言が再び発出される可能性もふまえ、県立長野図書館では「安全・安心・安定」をコンセプトとして、利用されるみなさまの健康を守ることを第一に、サービス状況の変化と図書館利用イメージを作成しました。
「図書館利用時のお願い」からリンクしていますので、ご参照ください。
“図書館だから” できることを、できるかぎり、みなさまへ。これからも、県立長野図書館は動きつづけます。
(2021年1月31日)
2020年11月14日 UP
県立長野図書館における現在のサービス状況とあわせて、新型コロナウィルスの感染拡大にともなう利用イメージの変化を示しました。現在のサービス状況は4月21日まで継続です。
(2021年4月9日 一部更新)
2021年4月14日 UP
2021年4月25日(日)に、「Labo.Cafe#11 オンラボ(なつかし菓子を語る会)」を開催します。
わたしたちはどこから来て、どこへ行くのかー
県立長野図書館には、過去から現在に至るまで、信州の近代110年間にわたって集められた70万点におよぶ本や資料があります。
ここは、信州の人々が自然環境や人々の営みに働きかけながら重ねてきた「記憶の銀行」なのです。
また、みなさんが、ここにある本だけではなく、さまざまな資料やデジタルな情報源にたどりつくための入り口でもあります。図書館に来なくても使えるデジタルアーカイブやWebサービスも整えています。
そして、図書館には、みなさんそれぞれの「世界の再発見」をお手伝いする司書がいます。
さまざまな情報に触れて「わたしたちはどこから来たのか」を省みつつ、信州のくらしを未来から考え、創ることができる場所が県立長野図書館です。
だれもがそれぞれの「知る」を手にする場ー
「しーっ、図書館では静かに!」はもうやめましょう。
県立長野図書館には、ひとりで、あるいはみんなで心地よく過ごせるように、さまざまな空間と居場所が用意されています。
ひとりで静かに本を読む、調べ物をする。
みんなで本の森に分け入り、話しながら発見を分かち合う。
体験したり、対話しながら新しい価値を創る。
ものづくりやワークショップでアウトプットするからもっと知りたい…。
その時々にあった空間を選んで、いろいろな過ごし方を楽しんでください。
情報と情報、情報と人、人と人が出会い、つながり、共に知り共に創る場。
多様な他者と共に自由にある自治の場。
そんな空間をみなさんと共にデザインしていきたいと考えています。
図書館は、いろいろな人と共にある「公共空間」です。
すべての人が自由に「知る」ためにー
長野県には77の市町村に70の公共図書館があります。また、公共図書館がないまちにも公民館の図書室がありますし、すべての小学校や中学校、高校や大学にも図書館があります。
大きな都市や小さなむら、それぞれのまちの歴史やそこにくらす人の必要に応じて、図書館の大きさやサービスの中身はそれぞれですが、すべての人が自由に、制約なく「知る」ことができるしくみが必要です。
そこで、図書館は互いに本を貸し合ったり、広域でつながり、まるで一つの大きな図書館のようになったりしてきました。
しかし、情報の入手をWebに頼ることが多くなった今、これからの図書館はどんな情報をどんな空間で誰がどう整えていくのかを考える必要があります。
まちの図書館や学校の図書館と一緒に、すべての人が自由に「知る」ためにはどうしたらいいのか、話しませんか。