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県立長野図書館へようこそ!共に知り、共に創る──「共知・共創の広場」を目指して
県立長野図書館は、時間と空間を越えて「知る」・「出会う」・「育む」ことを通じて、「共に知り共に創る開かれた広場」であることを目指しています。
変化の激しい時代に、新しいことにもチャレンジしながら“図書館だからこそ”できることを追求し、「成長する有機体」として、皆さまと共に歩み続けたいと思います。
(2025年4月1日)
2025年9月24日UP
令和7年10月14日(火曜日)から10月31日(金曜日)まで、蔵書整理のため休館します。それに伴い、10月12日(日曜日)19時から蔵書検索やマイライブラリーなどが御利用いただけなくなりますのでご了承ください。
2025年9月25日~
令和元年東日本台風から6年を迎えるにあたり、長野県・千曲川流域の被災当時の様子を振り返りながら現在の地域の姿を発信することで、日頃の災害への備え・地域防災のきっかけとなる展示会を開催しています。(共催:信州大学教育学部防災教育センター)
わたしたちはどこから来て、どこへ行くのかー
県立長野図書館には、過去から現在に至るまで、信州の近代110年間にわたって集められた70万点におよぶ本や資料があります。
ここは、信州の人々が自然環境や人々の営みに働きかけながら重ねてきた「記憶の銀行」なのです。
また、みなさんが、ここにある本だけではなく、さまざまな資料やデジタルな情報源にたどりつくための入り口でもあります。図書館に来なくても使えるデジタルアーカイブやWebサービスも整えています。
そして、図書館には、みなさんそれぞれの「世界の再発見」をお手伝いする司書がいます。
さまざまな情報に触れて「わたしたちはどこから来たのか」を省みつつ、信州のくらしを未来から考え、創ることができる場所が県立長野図書館です。
だれもがそれぞれの「知る」を手にする場ー
「しーっ、図書館では静かに!」はもうやめましょう。
県立長野図書館には、ひとりで、あるいはみんなで心地よく過ごせるように、さまざまな空間と居場所が用意されています。
ひとりで静かに本を読む、調べ物をする。
みんなで本の森に分け入り、話しながら発見を分かち合う。
体験したり、対話しながら新しい価値を創る。
ものづくりやワークショップでアウトプットするからもっと知りたい…。
その時々にあった空間を選んで、いろいろな過ごし方を楽しんでください。
情報と情報、情報と人、人と人が出会い、つながり、共に知り共に創る場。
多様な他者と共に自由にある自治の場。
そんな空間をみなさんと共にデザインしていきたいと考えています。
図書館は、いろいろな人と共にある「公共空間」です。
すべての人が自由に「知る」ためにー
長野県には77の市町村に70の公共図書館があります。また、公共図書館がないまちにも公民館の図書室がありますし、すべての小学校や中学校、高校や大学にも図書館があります。
大きな都市や小さなむら、それぞれのまちの歴史やそこにくらす人の必要に応じて、図書館の大きさやサービスの中身はそれぞれですが、すべての人が自由に、制約なく「知る」ことができるしくみが必要です。
そこで、図書館は互いに本を貸し合ったり、広域でつながり、まるで一つの大きな図書館のようになったりしてきました。
しかし、情報の入手をWebに頼ることが多くなった今、これからの図書館はどんな情報をどんな空間で誰がどう整えていくのかを考える必要があります。
まちの図書館や学校の図書館と一緒に、すべての人が自由に「知る」ためにはどうしたらいいのか、話しませんか。