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更新日:2020年4月28日

-「これからの公共について考えるための対話」シリーズ vol.4-

【web開催】「こっそりごっそりとしょかんをかえよう」-公共空間としての図書館をデザインする-

【追記】
アフタートーク「Web Cross Talk!"こっそりごっそりとしょかんをかえよう" の そのあとに」開催(5/1(金)17:30-20:30)

イベントのアーカイブ映像を公開しました


県立長野図書館「信州・学び創造ラボ」開設から1年が経過しました。
これからの図書館の「空間」、公共空間としての図書館をデザインするということについてweb上で話しましょう。
ご参加のみなさまはZoomのミーティングルームにお入りいただき、遠隔での「対話」を試みます。
新型コロナウイルス感染防止のため、直接集まって顔を合わせることが難しいこの状況を、空間と人との新たなつながり方を考えるチャンスととらえました。
Webを使って、どこまでみなさまと「対話」できるのか。壮大な実験におつきあいください。

 

forum(PDF:3,530KB)

日時

2020年4月25日(土)13:00-16:00

話者

三浦 丈典 さん( スターパイロッツ

李 明喜 さん( アカデミック・リソース・ガイド

瀧内 貫 さん( コトト/ ミリグラム)

平賀 研也 さん( 前・県立長野図書館長)

内容

「信州・学び創造ラボ」は開設1周年を迎えます。

県立長野図書館がみなさんと「これからの図書館の空間」について考える取り組みを始めたのは2016年の初夏でした。信州大学で建築を学ぶ学生11人が主体となり「これからの図書館想像(創造)会議」をキックオフ。1年かけてワークショップ参加者と共に、これからの図書館で体験したい「知」のシーンを議論しつつ、「もしも県立長野図書館をリノベーションするとしたら」という前提で建築図面や模型に落とし込みました。一連のワークショップは、地域デザインコーディネーターの瀧内さんとともにアレンジ。

その第1回で、新しいパブリックな空間をつくることについてお話しいただいたのが建築家の三浦さんでした。三浦さんはその後、図書館のデザインも手掛けておられます。

そして、2018年5月には「信州・学び創造ラボ」の開設に向けて、「信州・学び創造ラボ 空間デザインコンセプト検討ワークショップ」を開始。李さんと瀧内さんがファシリテーターとなり、「ソフトとハード、物理空間と情報空間、つくることと運営すること、つくることと利用することの不連続」を乗り越え、図書館とまち、情報と人、人と人がつながる「公共空間としてのこれからの図書館をみなさんと共にデザインしました。この取り組みはラボのオープン後も「信州・学び創造ラボデザイン会議」として継続されています。

そんなプロセスで出会った4人が考える、これからの公共とは?公共空間としての図書館とは?そしてそれをデザインするとは?

そんな話をきっかけに、みんなで考え、対話します。

参加方法

1. 当日リアルタイムで参加する
Zoomミーティングルームにチェックインします。

2. 収録イベントを視聴する
県立長野図書館Facebookページ「信州発・これからの図書館フォーラム」より配信予定
https://www.facebook.com/FutureLibNagano/
※同時刻のライブ中継は行いません。収録した動画の配信となります。視聴ができるようになりましたら、Facebookページにてご案内いたします。

 申込み

Web対話をご希望の方は、下記のgoogle フォームからお申し込みください。
https://forms.gle/Xr9dLoe65S4F6Ga26
申込〆切 2020年4月24日(金)13:00
※受付は終了しました。

話者プロフィール

三浦 丈典(みうら・たけのり)

スターパイロッツ代表。1974年東京都生まれ。早稲田大学卒業、ロンドン大学バートレット校ディプロマコース修了、早稲田大学大学院博士過程満期修了。2001年~2006年までNASCA勤務。2007年設計事務所スターパイロッツ設立。大小さまざまなまちづくり、設計活動を進めながら、シェアオフィスや撮影スタジオなど、自ら経営や運営にも携わる。「道の駅FARMUS 木島平」で2015年グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)、2015JCDデザインアワード銀賞、日本建築美術工芸協会(AACA)賞、中部建築賞など受賞。2016年稲門建築会特別功労賞受賞。現在、東京都瑞穂町、静岡県牧之原市、鳥取県智頭町、高知県四万十町の4つの自治体で図書館計画に携わる。著書に「起こらなかった世界についての物語」(2010, 彰国社)、「こっそりごっそりまちをかえよう。」(2016, 彰国社) など。

李 明喜(り・みょんひ)

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)取締役CDO(最高デザイン責任者)。1966年兵庫県生まれ、島根県育ち。1998年、デザインチームmattを立ち上げ、商業&公共施設、アートスペースの空間デザインやキュレーション業務を行う。2014年より、arg社のデザイナーとして、須賀川市、板橋区、西ノ島町、智頭町などで、図書館を中心とした新しい文化施設づくりや地域のデザインにあたっている。図書館管理運営計画、ミュージアムキュレーションなどを担当した「須賀川市民交流センターtette」は、2019年グッドデザイン金賞を授賞。

瀧内 貫(たきうち・とおる)

株式会社コトト代表。1978年大阪生まれ長野育ち。デザイナー。企画家。地域に根ざし、さまざまな事業やプロジェクトの伴走者として、各種広告やウェブサイトなどのデザインディレクションを手がけるほか、地域課題を整理、解決するための活動やプロジェクトに携わるなど、グラフィックデザインや空間デザイン、プロジェクトマネジメント、コミュニティデザインとその周辺を専門領域としている。多様なコミュニケーションや、プロジェクト企画などを組み合わせた立体編集、ディレクションを得意とする。株式会社コトト 代表取締役、ミリグラム株式会社 取締役、まちの教室 ディレクターなど。

平賀 研也(ひらが・けんや)

前・県立長野図書館長(2015.4~2020.3)1959年仙台市生まれ、東京育ち。法務及び経営企画マネージャーとして企業に勤務。その間に米国イリノイ州にくらし、経営学を学ぶ(University of Illinois, MSBA)。2002年長野県伊那市に移住。公共政策シンクタンク(総合研究開発機構)の研究広報誌編集主幹を経て、2007年-2015年の間、公募により伊那市立伊那図書館館長。伊那市立図書館は「図書館というハコや仕組みの枠を超えた新鮮な提案とその推進により、新しい公共空間としての地域図書館の可能性を拡げている」としてLibrary of the Year 2013 大賞受賞。 2015年4月より県立長野図書館長。県立図書館の事業改革プランを策定実施。「これからの図書館」の情報・空間・人に関わる提案と試行を続けてきた。県立長野図書館は「信州・学び創造ラボ」などの取り組みを「知の公共性をひたむきに志向した,共創の舞台となる情報拠点の構築」としてLibrary of the Year 2019 優秀賞受賞。実感ある知の獲得と世界の再発見、情報リテラシー向上に寄り添える地域情報のハブとしての図書館、半開きな関係性に支えられる新しい公共圏の実現を目指してきた。

「これからの公共について考えるための対話」シリーズ

県立長野図書館は、昨年末にLibrary of the Year 2019 優秀賞をいただきました。
「知の公共性をひたむきに志向した,共創の舞台となる情報拠点の構築」がその受賞理由です。
この5年間「情報と情報」「情報と人」をつなぎなおし「人と人」をつなぐことを事業の軸として、たくさんの方々と共にこれからの「図書館」さらには「公共」のあり方を考え、創っていくための様々なチャレンジを重ねて来ました。
多様な他者とつながり、自由にいきいきとくらすこと ー そんな「公共」のあり方が、今の困難と可能性に溢れた時代の社会にとって最も重要なテーマの一つであり、その核に「知ること」を据え直す事が大切であると考えるからです。

そこで、5年間の事業改革期間の最後に、各界でユニークな取り組みを進めるみなさんをお招きして「これからの公共について考えるための対話」シリーズを開催します。 

 

【お問合せ】企画協力課(TEL:026-228-4939)

 

 

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