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更新日:2020年2月17日
松本市中央図書館からご依頼いただき、月末休館日に松本市図書館(中央・分館 計11館)の職員研修としてレファレンス研修を実施させていただきました。
開催にあたり、「実習形式を希望、参加者は約50名、時間は2時間」というご要望があったため、これまで当館のレファレンス研修の定番だった「一問一答形式」の実習(1人1題課題が与えられ、決まった答えを導き出すもの)では時間的に対応が難しいと考え、新たなプログラムを考えることにしました。
その結果、研修の目的を
とし、「状況に応じた回答をグループで考える(=答えの無い)プログラム」として、構成しました。
2時間を大きく3つのセクションに分け、とにかく仲間と話して、館内を動き回って、手を動かしていただく内容にしました。
【グループワーク1】
ざっくりした質問を投げかけ、質問から連想する「キーワード」をできるだけ書き出してもらう。そのキーワードをもとに、質問に答えられそうな情報源を館内から集めてもらう。(30分)
【グループワーク2】
1で取り組んでいただいた質問(ざっくり版)が、今度は新たに「具体的な人物像からより具体的な形で新たに発せられた」と設定し(人物像は各2パターン)、その人物像に適した回答の仕方を考える。
具体的には、ワーク1で集めた情報類で足りるのか、追加するのか、もしくは不要なのかを選別し直し、自分たちのグループが取り組む人物像・状況に応じた「回答の仕方・必要な」視点とは何かを考えてもらう。(40分)
(ワーク1の時点ではこういう流れになるとはお伝えしません。)
【発表・講評】
最後に、ワーク2で考えた視点をグループごとに発表していただき、当館レファレンス担当が代わるがわるコメントする。(35分)
↑ 休館日の職員研修として、中央館・分館の館長さんや職員の方総勢48名に受講していただきました。
↑ グループワークの様子。
↑ 休館日のため、館内全部を使って資料探しです。
↑ ワークショップ2で話し合ったことをグループごとに発表+当館職員による講評
↑【グループワーク1】と【グループワーク2】の記録
○講義スライド
「レファレンス研修ー思考の引き出しを増やそうー」(県立長野図書館作成:PDF 3.59MB)
○ワークショップツール
「課題シート(161125松本Ver.)」(県立長野図書館作成:pptx 223KB)
○「松本市図書館職員レファレンス研修まとめ」(県立長野図書館作成:PDF 855KB)
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【お問合せ】企画協力課(TEL:026-228-4939)
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