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更新日:2020年2月17日

レファレンス研修(松本市図書館職員研修)

研修会報告(H29.2掲載)

松本市中央図書館からご依頼いただき、月末休館日に松本市図書館(中央・分館 計11館)の職員研修としてレファレンス研修を実施させていただきました。

  • ■日 時:平成28年11月25日(金曜日) 10時00分-12時00分
  • ■会 場:松本市中央図書館 2階図書室内
  • ■参加者:松本市図書館職員 48名
  • ■講 師:県立長野図書館 司書4名

研修概要

(1)事前準備

開催にあたり、「実習形式を希望、参加者は約50名、時間は2時間」というご要望があったため、これまで当館のレファレンス研修の定番だった「一問一答形式」の実習(1人1題課題が与えられ、決まった答えを導き出すもの)では時間的に対応が難しいと考え、新たなプログラムを考えることにしました。

その結果、研修の目的を

  • “状況に応じた多様な視点”を獲得すること
  • またそのような視点持ちながらレファレンスサービスにあたれるようになること

とし、「状況に応じた回答をグループで考える(=答えの無い)プログラム」として、構成しました。

(2)プログラム

2時間を大きく3つのセクションに分け、とにかく仲間と話して、館内を動き回って、手を動かしていただく内容にしました。

【グループワーク1】

ざっくりした質問を投げかけ、質問から連想する「キーワード」をできるだけ書き出してもらう。そのキーワードをもとに、質問に答えられそうな情報源を館内から集めてもらう。(30分)

【グループワーク2】

1で取り組んでいただいた質問(ざっくり版)が、今度は新たに「具体的な人物像からより具体的な形で新たに発せられた」と設定し(人物像は各2パターン)、その人物像に適した回答の仕方を考える。

具体的には、ワーク1で集めた情報類で足りるのか、追加するのか、もしくは不要なのかを選別し直し、自分たちのグループが取り組む人物像・状況に応じた「回答の仕方・必要な」視点とは何かを考えてもらう。(40分)
(ワーク1の時点ではこういう流れになるとはお伝えしません。)

【発表・講評】

最後に、ワーク2で考えた視点をグループごとに発表していただき、当館レファレンス担当が代わるがわるコメントする。(35分)

講座の様子

↑ 休館日の職員研修として、中央館・分館の館長さんや職員の方総勢48名に受講していただきました。

↑ グループワークの様子。

↑ 休館日のため、館内全部を使って資料探しです。

↑ ワークショップ2で話し合ったことをグループごとに発表+当館職員による講評

↑【グループワーク1】と【グループワーク2】の記録

資料類

○講義スライド
「レファレンス研修ー思考の引き出しを増やそうー」(県立長野図書館作成:PDF 3.59MB)

○ワークショップツール
「課題シート(161125松本Ver.)」(県立長野図書館作成:pptx 223KB)

アンケート結果等

○「松本市図書館職員レファレンス研修まとめ」(県立長野図書館作成:PDF 855KB)


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
このページ内の資料類は特に表示のない限り クリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。


【お問合せ】企画協力課(TEL:026-228-4939)

 

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