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更新日:2020年1月21日

これからの公共について考えるための対話シリーズ第3回「“みんな”が紡ぐものがたり: 図書館・まち・デモクラシー」嶋田学さん/岡本真さん

信州発・これからの図書館フォーラム

「これからの公共について考えるための対話」シリーズ 第3回

「“みんな”が紡ぐものがたり」

図書館・まち・デモクラシー

嶋田 学さん(奈良大学教授/前・瀬戸内市民図書館長)

 岡本 真さん(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表)

 

「これからの公共について考えるための対話」シリーズ

県立長野図書館は昨年末にLibrary of the Year 2019 優秀賞をいただきました。「知の公共性をひたむきに志向した,共創の舞台となる情報拠点の構築」がその受賞理由です。

この 5 年間「情報と情報」「情報と人」をつなぎなおし「人と人」をつなぐことを事業の軸として、たくさんの方々と共にこれからの「図書館」さらには「公共」のあり方を考え、創っていくための様々なチャレンジを重ねて来ました。

多様な他者とつながり、自由にいきいきとくらすこと ー そんな「公共」のあり方が、今の困難と可能性に溢れた時代の社会にとって最も重要なテーマの一つであり、その核に「知ること」を据え直す事が大切であると考えるからです。

そこで、5年間の事業改革期間の最後に、各界でユニークな取り組みを進めるみなさんをお招きして「これからの公共について考えるための対話」シリーズを開催します。

第3回「“みんな”が紡ぐものがたり」図書館・まち・デモクラシー

日時・会場

2020年3月15日(日)13:00-16:00 県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボ

内容

第3回は、奈良大学文学部教授の嶋田学さんとアカデミック・リソース・ガイド代表の岡本真さんをお迎えします。

図書館という場を起点に紡がれるコミュニティの「ものがたり」はいかにして生まれるだろうかー。

故・鈴木均氏(松本市出身・浦安市立図書館員)と対話されるはずだった図書館の姿、そこに至るための道程を、改めて今一緒に語りはじめましょう。
これからの図書館について語り合いたい方、図書館員、地域を育む人々の参加をお待ちしています。

雑誌「LRG(ライブラリー・リソース・ガイド)」2018年冬号第22号の「特集 図書館とコミュニティ」にまとめられた、これからの図書館への問いに私たちが共に向き合うための第一歩です。

当館館長の平賀が、嶋田さんと岡本さんのお話とみなさんをつなぐ聞き手として参加します。

お話

嶋田学 さん(しまだ・まなぶ:奈良大学教授/前・瀬戸内市民図書館長)

1963年大阪府生まれ。奈良大学文学部卒。1987年大阪府豊中市立図書館、1998年滋賀県旧永源寺町図書館準備室、2005年から東近江市立図書館での勤務の傍ら2008年同志社大学大学院総合政策科学研究科を修了(政策科学修士)。2009年同大学政策学部嘱託講師の兼業などを経て、2011年瀬戸内市の新図書館開設準備室長。2016年から瀬戸内市民図書館館長。2019年から現職(司書課程担当)。
著書に『図書館・まち育て・デモクラシー -瀬戸内市民図書館で考えたこと-』青弓社(2019年)、『図書館サービス概論』共著、ミネルヴァ書房(2018年)など。論文に「地域活性化に寄与する公共図書館の役割」(「情報の科学と技術」第65巻第5号)、「現場からの提言 地域を活性化させる図書館活動とは――公共図書館政策と東近江市立図書館の実践」(「図書館界」第63巻第1号)など。

岡本真 さん (おかもと・まこと:アカデミック・リソース・ガイド代表)

1973年生まれ。1997年、国際基督教大学(ICU)卒業。編集者等を経て、1999年、ヤフー株式会社に入社。Yahoo!カテゴリ、Yahoo!検索等の企画・運用に従事した後、2004年にはYahoo!知恵袋を企画・設計を担当。Yahoo JAPAN研究所の設立やYahoo!ラボの公開に関与。
2009年に同社を退職し、1998年に創刊したメールマガジンACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)を母体に、アカデミック・リソース・ガイド株式会社を設立。「学問を生かす社会へ」をビジョンに掲げ、富山市、恩納村(沖縄県)、須賀川市(福島県)、名取市(宮城県)、長崎県等において新図書館等の文化機関の整備に関わりつつ、ウェブ業界を中心とした産官学連携に従事。
著書に『未来の図書館、はじめませんか?』青弓社(2014年)、『これからホームページをつくる研究者のために』築地書館(2006年)、『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』講談社現代新書(2012年)、共編著に『ブックビジネス2.0』実業之日本社(2010年)ほか。

聞き手

平賀 研也(県立長野図書館長)

申込み

以下のフォームからお願いします。【参加無料】

https://forms.gle/vyHXv2sXXS9BJZv87

「これからの公共について考えるための対話」シリーズ

第1回 2020年2月8日(土)10:00-12:30

「ゆっくり、いそげ:一人ひとりが大切にされる経済・社会をつくるために」

影山 知明 さん(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主)

第2回 2020年2月22日(土)13:00-16:00

「本 x  x コミュニティ」本と人がつくる新しい公共圏

吉成 信夫 さん(みんなの森 ぎふメディアコスモス 岐阜市立中央図書館 館長)

礒井 純充 さん(まちライブラリー提唱者/森記念財団 啓発普及部長/大阪府立大学観光産業戦略研究所 所長補佐)

お問合せ

企画協力課(TEL:026-228-4939)

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