HOME > 県立長野図書館のいま > 館内プログラム > これからの公共について考えるための対話シリーズ第2回「本 x 人 x コミュニティ」:本と人がつくる新しい公共圏」吉成信夫さん/礒井 純充さん
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更新日:2020年1月21日
信州発・これからの図書館フォーラム
「これからの公共について考えるための対話」シリーズ 第2回
「本 × 人 × コミュニティ」
本と人がつくる新しい公共圏
吉成 信夫さん(みんなの森 ぎふメディアコスモス 岐阜市立中央図書館 館長)
磯井 純充さん(まちライブラリー提唱者)
県立長野図書館は昨年末にLibrary of the Year 2019 優秀賞をいただきました。「知の公共性をひたむきに志向した,共創の舞台となる情報拠点の構築」がその受賞理由です。
この 5 年間「情報と情報」「情報と人」をつなぎなおし「人と人」をつなぐことを事業の軸として、たくさんの方々と共にこれからの「図書館」さらには「公共」のあり方を考え、創っていくための様々なチャレンジを重ねて来ました。
多様な他者とつながり、自由にいきいきとくらすこと ー そんな「公共」のあり方が、今の困難と可能性に溢れた時代の社会にとって最も重要なテーマの一つであり、その核に「知ること」を据え直す事が大切であると考えるからです。
そこで、5年間の事業改革期間の最後に、各界でユニークな取り組みを進めるみなさんをお招きして「これからの公共について考えるための対話」シリーズを開催します。
2020年2月22日(土)13:00-16:00 県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボ
第2回は、みんなの森 ぎふメディアコスモス 岐阜市立中央図書館長の吉成信夫さんと、「まちライブラリー」提唱者の礒井純充さんをお迎えします。
「本」とは?「読む」とは?「ライブラリー」とは?
人がつながるところに生まれるパブリック、公共空間に生まれる人のつながり…
その真ん中に「本」や「読む」や一人ひとりの想いをことばにし、伝え合うことの大きな可能性があるのではないだろうか。
あなたは、どこで、どんな誰と一緒に、何をしたいと思うだろうか、どんなじかんを、どんな知を創りたいだろうか。
今、「本」「読む」「ライブラリー」を語ることは、”これからの人の関係性”を語ることに他ならず、コミュニティ、ビジネス、パブリック、技術、生きていくこと…を考えること。
当館館長の平賀が、吉成さんと磯井さんのお話とみなさんをつなぐ聞き手として参加します。
吉成信夫 さん(よしなり・のぶお:みんなの森 ぎふメディアコスモス 岐阜市立中央図書館 館長)
1956年東京都生まれ。CIコンサルティング会社役員等を経て、96年岩手県に家族で移住。石と賢治のミュージアム研究専門員として同館の開館に向け奔走。その後、葛巻町の協力を得て、廃校を利用したエコスクール「森と風のがっこう」を01年に開校。知事からの要請を受け、03年、県立児童館いわて子どもの森初代館長に就任。NPO法人岩手子ども環境研究所理事長などを歴任し、平成27年7月の中央図書館開館に伴う公募により、岐阜市立図書館館長に就任。
著書に「ハコモノは変えられる!―子どものための公共施設改革」学文社(2011)。
磯井純充 さん(いそい・よしみつ:まちライブラリー提唱者/森記念財団 啓発普及部長/大阪府立大学観光産業戦略研究所 所長補佐)
1981年、森ビル株式会社入社。社会人教育機関「アーク都市塾」、産学連携・会員制図書館「六本木アカデミーヒルズ」などを立ち上げる。2011年より「まちライブラリー」を提唱。全国にネットワークを広げ、2013年には「まちライブラリー@大阪府立大学」を開設。同年には全国の私設図書館を集めた「マイクロ・ライブラリーサミット」を開催している。
著書に「マイクロ・ライブラリー図鑑~全国に広がる個人図書館の活動と514のスポット一覧」 まちライブラリー(2014)、「本で人をつなぐ まちライブラリーのつくりかた 」学芸出版社 (2015)、「マイクロ・ライブラリー 人とまちをつなぐ小さな図書館」学芸出版社 (2015)、「コミュニティとマイクロ・ライブラリー」まちライブラリー (2016)など。
平賀 研也(県立長野図書館長)
以下のフォームからお願いします。【参加無料】
https://forms.gle/16uN1j4Eex78kn2i6
「ゆっくり、いそげ:一人ひとりが大切にされる経済・社会をつくるために」
影山 知明 さん(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主)
嶋田 学 さん(奈良大学 教授/前・瀬戸内市立図書館長)
岡本 真 さん(アカデミック・リソース・ガイド代表)
企画協力課(TEL:026-228-4939)