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更新日:2020年2月17日
県立長野図書館戦後70年特別企画Ⅱ
「GIFT;子どもの世界が変わった時」
―進駐軍とともにやってきた児童書と戦前・戦中・戦後―
ある月末蔵書整理日に、書庫の中で児童図書を整理していた時のこと。ふと、古ぼけた薄い本が目に留まりました。そっと本棚から取り出してみると、英語のタイトルと美しい表紙。興味をそそられ中を開いてみると、そこには「GIFT:アメリカ文化センター」のスタンプが―。
そこから今回の企画展示は始まりました。
この「GIFT」と付いた本をきっかけに県立長野図書館の歴史を紐解いてみると、そこには戦後占領期に進駐軍が設置したCIE図書館(※)の活動や、教科書の歴史、戦前・戦後の子どもの本など、戦後70年の今、あの頃何が起こっていたのか改めて知っておくべきたくさんの事柄が見えてきました。
終戦によって子どもたちの世界にどのような「GIFT」がもたらされたのか、様々な角度から見つめなおしてみたいと思います。
(※)1945年(昭和20年)11月以降、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)の機関である民間情報教育局(CIE:Civil Information and Education Section)が全国23カ所に設置した図書館。
平成27年12月22日(火曜日)~平成28年1月28日(木曜日)
県立長野図書館 2階 一般図書室
左:『基礎科学教育叢書』
右:『少年倶楽部』【長野県立歴史館蔵】
▼企画展示の様子は当館ブログでもご紹介しています。
「GIFT;子どもの世界が変わった時」(よむナガノ 県立長野図書館ブログ)
【お問合せ】資料情報課(TEL:026-228-4921)