HOME > 本・情報をさがす > アーカイブ(展示企画) > 戦後70年特別企画 > NHK長野放送局「知るしん」『図書館と戦争~図書館長・乙部泉三郎の半生~」で当館が取り上げられます
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更新日:2020年2月17日
NHK長野放送局「知るしん」
『図書館と戦争~図書館長・乙部泉三郎の半生~』
で当館が取り上げられます
この番組で取り上げられる「図書館長・乙部泉三郎」とは、当館の第2代館長でした(在任期間:昭和7年2月2日ー昭和24年8月30日)。
乙部の在任中はまさに戦争の時代と重なり、国家による「言論統制」が推し進められていた頃です。国家の意に沿わない図書は発禁処分を受けることが増え、また図書館に対する思想取り締まりも次第に厳しくなり、当館においても蔵書の閲覧禁止や警察による没収など、「言論統制」の波を受けざるを得ない状況にありました。
そんな中、長野県の中央図書館として指定されていた(※)県立長野図書館の館長として、乙部がどのような判断をし、どのような活動を展開していたのかを旧上伊那図書館に残された資料や当館の蔵書などをもとに探っていきます。
ぜひご覧ください。
(※)中央図書館制度:昭和8年7月1日勅令第175号によって改正公布された図書館令において定められた制度。地方における図書館活動の中心として中央図書館を指定し、個々の図書館が孤立することなくその機能を充分発揮させようと図ったもの。昭和8年8月から11月にかけて、全国府県立図書館のうち19館が中央図書館に指定された。
NHK長野放送局「知るしん-信州を知るテレビ」
「図書館と戦争~図書館長・乙部泉三郎の半生~」
参考:県立長野図書館『県立長野図書館三十年史』1959.
【お問合せ】資料情報課(TEL:026-228-4921)