閉じる

長野県図書館協会 > 組織 > 部会 > 小中学校図書館部会 > 地区学校図書館教育研究会 > 平成19年度 地区学校図書館教育研究会

更新日:2025年12月16日

ここから本文です。

平成19年度 地区学校図書館教育研究会

実施結果

東信 上小支部 10月5日(金曜日)上田市立中塩田小学校

テーマ

「図書館大好き!」「読書が大好き」という児童の育成をめざして

子どもたちが楽しく読める環境作りを通して

講演会

演題「絵本のちから」

講師 松居 直 さん(児童文学者・福音館書店相談役)

参加者

東信地区小中学校 50校

来賓・講師・助言者・主催者 7名

東信地区小中学校教職員・図書館関係者 84名

感想・反省

  1. 読書環境整備を中心テーマに据えて,図書館をはじめとした読書環境がすばらしく工夫されて整えられていて,大変参考になった。
  2. 綿密な読書にかかわる指導計画が立てられていて,生活科や総合的な学習と関連させながら,子どもたちが楽しく興味を持って読書に取り組む授業が展開された。
  3. 研究会や行事の多い時期で,重なってしまって参加できない学校もあって残念だった。

北信 飯水支部 10月30日(火曜日)飯山市立飯山小学校 飯山市立第一中学校

研究授業

テーマ

本と豊かなかかわりをもちながら,ことばの力を高めていく図書館教育のありかた
~本との出会い,読みひたり,思いを実現していく単元づくりを通して~

研究授業の内容

<高学年>
単元名:あなたに読んであげたい一冊

<低学年>
単元名:本はともだち

成果と今後の課題

次の3点を支援の方向として授業改善に取り組んだことにより,感じたことや考えたことをことばにする姿がみえてきた。

  1. 読書への意欲をかきたて,目的意識や見通しをもつことができるように,本との出会いを工夫する。また本が選べる活動を工夫する。
  2. 本の内容を丁寧にたどり,自分の思いが引きだされてくるように,叙述や挿絵,写真などから創造を膨らませる活動を取り入れていく。
  3. 本から感じた思いを表現し合うことができるように,発表・紹介等の活動や場を工夫する。
テーマ

学習・情報センターとしての図書館のあり方

研究授業の内容

単元名:調べたことを正確に伝えよう

成果と今後の課題

「学習・情報センターとしての図書館利用」を考えていく上での道筋が見えてきた。

講演会

演題「本はともだち・・・自分で読む楽しさを伝える」

講師 山浦美幸さん(上田女子短期大学)

南信 下伊那支部 11月9日(金曜日)飯田市立川路保育園・川路小学校・竜峡中学校

テーマ

楽しく本と関わりながら豊かな感性をはぐくむ図書館教育

講演会

演題 「先人に学び 子どもたちに伝える」
~戦後児童書出版の流れと編集の現場について~

講師 立花美乃里さん(日本女子大学非常勤講師 翻訳者 フリー編集者)

参加者

小学校会場50名 中学校会場51名 保育園会場46名 計147名

感想・反省

今まで知らなかった出版会や児童書について知ることができてよかった。取り上げられた本は,読書旬間や読み聞かせに生かしたい等の声が多かった。