HOME > 県立長野図書館のいま > 図書館サービス > 「書店在庫情報プロジェクト」が「第18回電子出版アワード」大賞を受賞しました
ここから本文です。
更新日:2025年1月8日
当館が運営している「信州ブックサーチ」と令和6年7月31日からシステム連携を開始した「書店在庫情報プロジェクト」が、「第18回電子出版アワード」((一社)日本電子出版協会)において大賞とデジタル・インフラ賞を受賞しました(12月18日に大賞選考会とジャンル賞表彰式を開催)。
「書店在庫情報プロジェクト」とは、「読者が読みたいと思った本に出会ったとき、その本が読者の住んでいる地域の書店での在庫を知ることができれば、読者はその書店に足を運んでくれる」という考えのもと、一般財団法人出版文化産業振興財団・一般社団法人版元ドットコム・株式会社カーリルが主催する「書店在庫情報」システムを一般公開した実証実験です。
当館と同プロジェクトのシステム連携は、図書館と地域書店が連携を進める一つの具体策として試行をはじめたものです。
同プロジェクトがアワード大賞及びデジタル・インフラ賞を受賞したことを契機に、県内の書店と図書館がさらなる連携をすすめ、県内はもとより全国の参加書店数がさらに増え、欲しい本がどの図書館にあるか、どの書店に在庫があるかを一元的に調べることができるようになることが期待されます。
県立長野図書館は、県民の「知る」「学ぶ」を支える情報基盤としての役割を果たすため、今後も新たな取組にチャレンジしていきます。
「本」へのアクセス経路を拡充し、読書のチャンスを増やすことを通じて、県内の読書文化の振興や、本を通じた地方創生につなげていきます。
「書店に足を運ぶ読者を増やす」ことを目指し、現在開発中の「書店在庫情報」システムを一般公開した実証実験です。(令和6年6月~)
現時点では在庫情報を見られる県内書店の数は少ないです。
長野県書店商業組合など関連団体との連携を進め、参画する書店の数を増やしていけるよう取り組んでいきます。
総務企画課(026-228-4939)