●研修会報告書(H28.1掲載)
- 報告書表紙 (PDF 54KB)
- 日程・内容 (PDF 157KB)
- 10.6(火) 主催者あいさつ・文科省説明 (PDF 212KB)
- 10.6(火) 基調講演 (PDF 268KB)
- 10.6(火) ワークショップ(1) (PDF 186KB)
- 10.7(水) 講義(1) (PDF 340KB)
- 10.7(水) ワークショップ(2) (PDF 272KB)
- 10.8(木) 講義(2) (PDF 207KB)
- 10.8(木) 講義(3) (PDF 197KB)
- 10.8(木) 講義(4) (PDF 202KB)
- 10.8(木) 講義(5) (PDF 165KB)
- 10.8(木) 講義(6) (PDF 188KB)
- 10.8(木) 講義(7) (PDF 198KB)
- 10.8(木) パネルディスカッション (PDF 457KB)
- 10.9(金) 講義(8)・ワークショップ (PDF 435KB)
●開催要項
平成27年度関東甲信越静地区図書館地区別研修を、10月6日(火)~9日(金)まで県立長野図書館(長野県長野市)で開催します。
今年度は「地域における知の基盤づくり~これからの公共図書館の可能性~」をテーマに、協働・共創(MLA連携・市民協働・社会教育施設連携・学社融合)を軸にして、長野県内外から豪華講師陣をお迎えして充実した内容となっております。
7日(水)には、安曇野ちひろ美術館の施設見学も予定しています。4日間のうち1日のみの参加も可能です。 大勢の皆様のご参加をお待ちしております。
0 事前課題(H27.9.18掲載)
10月8日(木)講義(6)「地域アーカイブ活動による公共空間の可能性」 講師:中村佳史
- 課題1
自分が居住している地域もしくは勤務している地域に存在している文化、観光、自然、防災等の「地域資源」についてリスト化しなさい。
(※あえて具体的事例は示しません。どのようなものが「地域資源」になるのかを考えていただくのも課題です。)
○提出期限:平成27年10月2日(金)までに、所属・氏名を明記のうえ、下記へメールで提出してください。様式はありません。
○提出先: 県立長野図書館企画協力課 担当:町田あて naganotoshokan@pref.nagano.lg.jp
- 課題2
上記で挙げたものが、目録やデジタル化によって資産化できているかどうか、また、資産化された情報がどう活用されているか、調査しなさい。
○提出期限:事前提出不要。研修当日、調査結果を持参すること。(間に合わない場合は事後に各自で調べること。)
1 趣旨
情報化の進展など図書館に関する最新のテーマや地域における課題等について研修を行い、図書館における中堅の司書としての力量を高めることを目的とする。
2 主催
文部科学省 長野県教育委員会
3 主管
県立長野図書館
4 協力
全国公共図書館協議会 関東地区公共図書館協議会 公益社団法人日本図書館協会 長野県図書館協会
5 期日
平成27年10月6日(火)~10月9日(金) 【4日間】
6 会場
(1)講義・演習
ア.10月6日(火)・8日(木)・9日(金)
県立長野図書館3階会議室(長野市若里1-1-4)
イ.10月7日(水)
安曇野ちひろ美術館(北安曇郡松川村西原3358-24)
すずの音ホール(北安曇郡松川村板取84-1)
(2)施設見学
10月7日(水) 安曇野ちひろ美術館
7 参加資格
(1)図書館法第2条に規定する図書館に勤務する司書で、勤務経験がおおむね3年以上の者若しくは研修テーマに関連する業務に従事している者。
(2)上記(1)と同等の職務を行うと長野県教育委員会が認めた者。
8 定員
100名程度
9 参加費
無料
10 修了証書
研修日程のおおむね4/5以上を受講し、研修成果(研修内容、研修成果を踏まえた業務の改善提案・活用方法について等)について、研修終了後2週間以内にレポート(1,200字程度)を提出した者に修了証書を授与する。
11 日程・内容
■10月6日(火) 会場:県立長野図書館3階会議室
13:00~13:30 | 受付 |
13:30~13:50 | 開講式・オリエンテーション |
13:50~14:20 | 文部科学省説明 |
14:20~14:30 | 休憩 |
14:30~16:00 | 基調講演「地域の文化資源を今と未来に活かす」 講師:信州大学副学長 同大学附属図書館長 笹本正治 大学図書館における文化資源のアーカイブと公開や、地域課題解決のための文化資源蓄積と活用の事例を紹介しつつ、文化資源を地域の知の基盤として整え、現在と未来の地域課題解決につながる可能性について学ぶ。 |
16:00~16:10 | 休憩 |
16:10~17:00 | 〇ワークショップ(1)「地域情報と公共図書館の可能性」 ファシリテーター:県立長野図書館長 平賀研也 ワールドカフェ方式で、参加者の実践と地域文化資源の活用アイデアを共有する。 |
■10月7日(水) 会場:安曇野ちひろ美術館、すずの音ホール(松川村)
10:00~10:30 | 受付 |
10:30~12:00 | 〇施設見学:安曇野ちひろ美術館 講師:安曇野ちひろ美術館 副館長 竹迫祐子 公共図書館や学校図書館との連携を実践している安曇野ちひろ美術館を見学し、連携の核となっている同美術館の資源とその公開のあり方、展開するプログラム、空間、人材のあり方を学ぶ。 |
12:00~13:30 | 移動、休憩 |
13:30~15:00 | 〇講義(1)「美術館と公共図書館、学校図書館等の連携―松川村のMLA連携実践例から―」 講師:安曇野ちひろ美術館 副館長 竹迫祐子 講師:松川村図書館 館長 棟田聖子 美術館と公共図書館、学校図書館等の連携について、松川村と安曇野ちひろ美術館の連携実践例を含めて学び、MLAを中核として地域の社会教育施設が連携する方策について考える。 |
15:00~15:10 | 休憩 |
15:10~16:00 | 〇ワークショップ(2)「地域の社会教育施設の連携」 ファシリテーター:県立長野図書館長 平賀研也 ワールドカフェ方式で、参加者の実践と安曇野ちひろ美術館及び松川村図書館の実践例から、公共図書館と地域の社会教育施設が連携して行えることを議論し共有する。 |
■10月8日(木) 会場:県立長野図書館3階会議室
9:30~9:45 | 受付 |
9:45~10:45 | 〇講義(2)「デジタル化時代の公共図書館」 講師:秋田県立図書館 副館長 山崎博樹 秋田県立図書館のデジタルアーカイブ構築の事例紹介も含め、デジタルアーカイブや電子書籍の導入が及ぼす公共図書館の変容の可能性について学ぶ。 |
10:45~11:00 | 休憩 |
11:00~11:30 | 〇講義(3)「箕輪町誌のデジタル化と活用について」 講師:箕輪町図書館 副館長 平出広志 絶版となっていた地元町誌をデジタルアーカイブ化して、学校の授業等に活用している箕輪町図書館の取り組みについて学び、地域資料のデジタルアーカイブについて考える。 |
11:30~12:00 | 〇講義(4)「信州地域史料アーカイブおよび各地のデジタルアーカイブ事例」 講師:TRC-ADEAC株式会社 社長 田山健二 長野県内の図書館等に保存されている地域史料をデジタル化し、現代訳・解説を付けた「信州地域史料アーカイブ」の取り組み事例や、各地のデジタルアーカイブを紹介し、図書館や地域での活用の可能性を考える。 |
12:00~13:00 | 休憩 |
13:00~13:45 | 〇講義(5)「地域アーカイブ活動による公共空間の可能性」 講師:株式会社HUMIコンサルティング 代表取締役 中村佳史 地域に存在する様々な情報資源をつなぎ、また新たに協働関係において情報資源を収集・創造・公開共有する可能性について、連想検索技術のもたらしたもの、川崎市高津区におけるアーカイブ活動などの事例も織り交ぜながら紹介し、地域情報のハブとしての公共図書館と地域の情報資源および人々がつながることの可能性とその意味を学ぶ。 |
13:45~14:30 | 〇講義(6)「キオクをキロクするというアーカイブ」 講師:NPO法人20世紀アーカイブ仙台 副理事長 佐藤正実 地域アーカイブの手法をもとに東日本大震災以後の仙台における「キオクをキロクする」活動の実際を紹介し、あらたな地域情報資源の在り方、そこに地域の人々が関わっていく活動の可能性について学ぶ。 |
14:30~14:45 | 休憩 |
14:45~15:45 | 〇講義(7)「電子出版の進展と図書館の役割」 講師:立命館大学文学部 教授 湯浅俊彦 図書館による公共財としてのデジタル化された出版コンテンツの提供と、出版者による有償アクセスモデルや電子「公貸権」モデルによるコンテンツ提供の双方を、読者・利用者のためにいかに両立させていくか、出版界と図書館界の新たなモデル構築の方向性について学ぶ。 |
15:45~15:50 | 会場準備 |
15:50~16:50 | 〇パネルディスカッション「地域における知の基盤づくり~これからの公共図書館の可能性~」 パネリスト:山崎博樹、湯浅俊彦、平出広志、田山健二、中村佳史、佐藤正実 コーディネーター:県立長野図書館長 平賀研也 当日登壇した講師が参加し、電子情報と図書館、地域における情報と知の創造のハブとしての図書館の可能性について議論する。 |
16:50~17:00 | 質疑 |
■10月9日(金) 会場:県立長野図書館3階会議室
9:30~9:45 | 受付 |
9:45~11:45 | 〇講義(8)・ワークショップ「地域とつながる身近な工夫―図書館100連発― 講師:アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役 岡本真 講師より全国の地域とつながる図書館の事例を紹介するとともに、参加者各自がグループに分かれて、自館での身近な工夫やこれからのサービスのアイデアを共有する。 |
11:45~12:00 | 閉校式※終了後、希望者のみ県立長野図書館見学を実施 |
12 交流会及び弁当について
交流会参加及び弁当を希望の方は、参加申込時にお申込みください。
(1)交流会は、研修3日目の10月8日(木)研修終了後、JR長野駅周辺の飲食店にて開催いたします。研修3日目、4日目の講師の先生方が参加されます。講師と直接お話をしたり、参加者同士の情報交換の場となるよう、大勢の皆様の参加をお待ちしています。(会費は4,000円程度を予定しています。)
(2)10月7日(水)は会場周辺に飲食店がないため、昼食の弁当を斡旋します。1,000円以内を予定しています。
13 参加申込み
(1)申込方法
参加申込書に必要事項を記入の上、メールまたはFAXで下記お問合せ先まで送信してください。
○H27地区別研修参加申込書(Excel)
○平成27年度関東甲信越静地区図書館地区別研修開催要項(PDF)
(2)申込期限 平成27年9月15日(火)
14 お問合せ先
県立長野図書館企画協力課(担当:町田)
TEL:026-228-4939(企画協力課直通)/FAX:026-291-6252
E-mail:naganotoshokan@pref.nagano.lg.jp
15 会場案内
詳細は上記「平成27年度関東甲信越静地区図書館地区別研修開催要項」をご参照ください。
16 その他
・事前課題等について
事前課題やその他連絡事項については、随時当ページでご案内いたします。
・宿泊施設については、各自お申込みください。
※10月8日~9日は、県立長野図書館隣のホクト文化ホールを会場とする2,000人規模の会議が開催される予定となっていますので、早めにお申し込みください。